トヨタが新しいサービスとして展開している車のサブスク【KINTO】

テレビのCMでも見たことあるかもしれませんね。

車のサブスクってなに?と思うかもしれませんが、じつはこのKINTO、年々利用者が増えていて免許を取りたての若い世代からご年配のベテランドライバーまで、幅広い年齢層の方が利用されています。

ちなみに数字で言うと、2022年11月末時点で累計契約数は5.2万件。2021年末は3万件だったので、11カ月で2.2万件増えています。

とくに20代30代の若い人だけでKINTO全体の利用者数のなんと4割を占めているらしいのです。しかも驚くのは店舗に行って契約ではなく、契約者の3分の2がネットからの契約が多いということ!今の時代を表してますね。

しかし、車離れをしている若者世代に

なぜKINTOは人気があるのか?

この記事では、そこをわかりやすく解説していきたいと思います。

KINTOとはどういう仕組みのサブスクなの?

KINTOとは、トヨタの新車に必要な費用がすべてコミコミの月々定額のサブスクサービスです。

名前の意味は、必要なときに瞬時に現れ思うままに移動できる「筋斗雲」のイメージから命名されたとか。

車種はトヨタの人気車種である新型プリウスやハスラー、KINTO専用の独自車であるbZ4XやGRヤリスのモリゾウセレクション、そしてレクサスブランドも含まれます。

契約期間は3年・5年・7年から選べ、ライフスタイルの変化によって車種を変更できるというサービス。

たとえば、はじめの3年はコンパクトカーに乗り、結婚して子供が生まれたり家族が増えたりすれば7年ミニバンに乗り、その後セダンに乗り換えていくということができますね。

KINTOの月額料金になにが含まれているかというと

毎年かかる重量税などの税金・車検代・自賠責保険と任意保険・オイルやタイヤ・バッテリー交換などメンテナンス費用・故障した際の修理費用など、車を持っていると必ず必要になる費用がすべて毎月のお支払いに含まれています。

つまり、急な出費の心配がないのでお金の管理がしやすいってことです。

ネットの動画ニュースにもKINTOの小寺社長が自ら出演され詳しく説明されていますが、KINTOが伸びている理由は任意保険の仕組みにあります。

保険料コミは若い人ほど得をする

若い人は運転の経験が浅いため事故が多いというデータがあります。

なので若年層ほど任意保険料は高くなります。

任意保険は文字通り加入は任意ですが、自賠責保険と任意保険は補償の範囲が全然違うので必ず入っておいた方がいい保険です。

KINTOの任意保険は専用の団体保険になり会社自体が保険契約者となっています。

車1台あたりの保険料負担がすでに決まっているので乗る人の年齢やこれまでの等級による保険料の変動はありません。

ここが若者に支持されている理由のひとつなんです!

ちなみに保険会社は大手である東京海上日動火災保険会社ですので保証も大丈夫だと思います。

車のサブスクとカーリースの違いを簡単に言うと…

サブスクとカーリース、どちらも月々定額の利用料を支払って車を借りて乗るのでなにが違うのか気になりますよね?

カーリースと車のサブスクは、表現が異なるだけで利用方法は同じ

カーリースとう言葉は昔からありましたが、ここ数年、映画や音楽、電子書籍などでサブスクという言葉がトレンドになってきているので、言葉的にそちらを使いだしたとう感じじゃないでしょうか。

どちらの契約でも、契約満了時には車を返却する、もしくは契約を延長する、残金を支払って買い取るといったことができる会社もあります。

トヨタのKINTOだけでなくホンダが「楽まる」を開始しました。そのうち日産やマツダなど各自動車メーカーがサブスクをはじめるかもしれませんね。

世界的に見ればヨーロッパの5割~6割が、アメリカでも4割がカーリース利用者になっているそうですから、これから日本もその方向に向かうかも。

KINTOのメリット

月額1万円〜定額でトヨタの新車に乗れる!

KINTOは最低月額1万円から新車に乗れるサービスです。サブスクの内容は保険料、メンテナンス費用、車検、自動車税などすべて込み。頭金を用意する必要もありません。

任意保険以外が含まれるカーリースはありますが、全てが含まれたサブスクは珍しいというか、いまのところKINTOだけです。

ネットでいつでも申込ができる!

これまでは車を購入するなら販売店に行って、試乗をしてみて、価格の交渉をして見積もりを出してもらい、そのあと契約についてあれこれ手続きが必要です。

その点、KINTOならインターネットでいつでも申込ができ、必要書類はあとで郵送すれば大丈夫です。

乗りたい車が決まっていれば手間なしで販売店に何度も足を運んだりすることがないので手軽です。

クレジットカード払いで毎月ポイントが貯まる

毎月の支払いをクレジットカードにすると、ポイントや特典が溜まっていきます。長い目で見ればかなりのポイントが貯まっていきます。

KINTOのデメリット

もちろんKINTOはメリットばかりではありません。人気な反面知っておきたいデメリットもあります。

途中解約すると違約金が発生する場合がある

KINTOは契約年数になる前に、なんらかの事情で途中解約をしなければならないとき、場合によっては違約金がかかってしまいます。

ただし、高齢のために免許返納した場合や仕事の都合で海外転勤といったケースは違約金は不要です。

いま入っている保険は引き継げません

KINTOは任意保険料も含まれています。これはKINTOの会社がかける団体保険になります。そのため、あなたがいま加入している保険は使えませんので一時中断しなければいけません。

解約ではなく中断制度」があるので一時的(最長10年)に休止にすることができます。

ペットは乗車できません

ワンちゃんや猫ちゃんと一緒にドライブに行ったり旅行に行ったりする方もいらっしゃると思いますが、KINTOは利用規約にペットの乗車は不可と記載があります。

以上が

KINTOはプリウス・クラウンでも納車が圧倒的に早い!

ここ数年、車の部品である半導体の不足や海外工場で生産を減らしているなど新車の納車がめちゃめちゃ遅れていますよね。

通常なら新車を契約して1カ月から2カ月で納車されますが、半年待ちはほぼ当たり前。

とくに人気のある新型プリウスやハリアーはディーラーで契約したら納期が1年以上かかることも…。

私の知り合いでもハリアーを注文したけど納車は1年半後になるとか?!

「熱も冷めるわ~」って嘆いていました。

しかし、トヨタ車だけにはなりますが、KINTO(キント)のサブスクを利用すれば、ほとんどの車が1.5ヶ月〜2ヶ月程度で納車も可能とされています。

新型プリウスでも、キント専用のUグレードになりますが、1.5~2ヶ月程度で納車されるのです!※2023年6月の情報。

なぜキントは納車が早いのか?

トヨタが言うのは「車両の需給方法が(販売する車両とは)異なるから」らしい。

あくまで借りて乗るシステムなので走行距離制限やペットを乗せられないなど制限はありますが、納車に関しては圧倒的に早いので、どうしても早く乗りたいという人には魅力的です。

KINTOには軽自動車はないの?

トヨタが販売する車の中にはピクシスという軽自動車がありますが、残念ながらKINTOでは軽自動車のプランはありません。

KINTOの審査は?

KINTOの指定の保証会社、およびKINTOにて審査を行います。尚、KINTOの審査基準はわかりません。実際に学生や主婦の方、住宅ローンをお持ちの方や年金生活の方も、KINTOをご利用いただいているケースがございますので、まずは審査申込みをいただくことをオススメします。

KINTOに距離制限はある?

KINTO ONEの走行距離制限は、初期費用フリープラン / 解約金フリープランいずれも、3年プランの場合は54,000km、5年プラン(再契約1回目含む)は90,000km、7年プラン(再契約2回目含む)は126,000kmです。

契約終了時に超過していた場合は、トヨタ車では1kmあたり11円(税込)、レクサス車は1kmあたり22円(税込)を追加でお支払いいただきます。

なお、契約満了までは月間走行距離(1,500km)×ご利用月数で計算をします。契約を途中で解約した場合は、月ごとの走行距離での超過分精算ではなく、契約終了時のご利用月数合計での超過分精算となります。

ご契約期間中の月間平均走行距離が1,500kmを超過した場合、超過1kmあたりトヨタ車11円(税込)、レクサス車22円(税込)で計算した金額を査定後1ヶ月以内にお支払いいただきます。

 

プリウス(トヨタ車)、24ヶ月目で中途解約または乗り換えし、走行距離が40,000kmだった場合
契約走行距離 36,000km※基準走行距離は1,500km/月×24ヶ月
返却時走行距離 40,000km
超過の走行距離 40,000km-36,000km=4,000km
超過精算額 4,000km超過×11円(税込)/km=44,000円(税込)

 

KINTOの評判!損なの?得なの?

 

車両代金(オプションも含める)

  1. 登録諸費用
  2. 自賠責保険
  3. 自動車税
  4. 重量税
  5. 定期メンテナンス(法定点検/定期点検/オイルやバッテリー交換と補充/所定の消耗品の交換)
  6. 故障修理及びロードサービスと代車
  7. 車検(5年/7年プラン)
  8. 任意保険

オープンエンド方式

オプションはカーナビ・バックカメラ・フロアマット・ETCが含まれています。毎月の支払いにはクレジットカードが利用できるのでポイントがたまるのも嬉しいところ。

デメリットとしては返却することが前提ですので月間走行距離制限は1,500Km以内になります。また、もしも中途解約をする場合は所定の解約金が発生します。

あとはトヨタ車以外のリースが出来ません

車庫証明は必要

登録手続きで必要です。ご契約者さま名義で取得が必要となりますのでご注意ください。
また、クルマの使用場所が自宅住所と異なる場合、使用場所の半径2km以内での保管場所(駐車場)をご契約者名義で契約し、車庫証明を取得する必要があります。

初期費用フリープランと解約金フリープランの違い

初期費用フリープランは頭金を用意しづらい新卒の方におすすめです。途中で車を変えられるほか、ボーナス払いにも対応しているので、働きながら気軽に新車に乗れます。

 

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