突然起こる車のバッテリー上がりはとても困りますね。
JAFのトラブル別出動件数では「バッテリー上がり」が毎年ダントツの1位です。
なので、バッテリー交換は早めに行うことを強くおすすめしますが、近所のオートバックスでバッテリーの値段や交換工賃はどれぐらいかかるかな〜と気になる方もいらっしゃるでしょう。
この記事ではオートバックスでのバッテリー価格や交換費用、サービス内容について徹底的に解説していますのでどうぞご参考になさってください。
オートバックスでバッテリーは高い?価格を調べてみたら…
オートバックスでバッテリーを交換する場合、ディーラーでお願いするよりは費用は安くすむのですが、じつは通販でバッテリーを購入するのと比べると高いのですよ。
では、どれぐらい価格に差があるのか?
私、近所のオートバックスで価格調査をしてきました。※2025年7月調べ
ちょうどN-65Rというサイズのバッテリーが店舗に並んでいたので比較してみましょう。
N-65Rはトヨタ車であればRAV4とか日産車ならノートなどに搭載されるバッテリーです。
まずはパナソニックのカオスバッテリーです。ハイパワーで長持ち、性能評価も星4つ。
価格は33800円税込みですね。
こちらはオートバックスのプライベートブランドのエバストロンバッテリーです。N-55RですがサイズはN-65Rと同じでパワーがちょっと弱くなります。
価格は29800円税込みですね。
じつはオートバックスの公式通販でもカオスバッテリーが買えます。
先ほどの店舗より価格は1万円以上安いですね!
送料も無料になり21800円(税込み)になります。
さてさて、通販でおなじみのアマゾンではカオスバッテリーがこの価格!
えっ?店舗の3分の1の価格じゃありませんか!
なんでそんなに安いんだ?と怪しく思ってしまいますが、アマゾンカスタマーレビューなど購入者の感想を見ていると比較的新しい製造日で保証書もあり、ちゃんとしたパナソニックカオスバッテリーだということがわかります。
つまり、オートバックスのバッテリー価格が高いということです。
店舗の維持費、人件費などがかかってしまうので商品の利益幅を多くしないと工賃だけではなかなか難しいのでしょうか。
こんなことを書いてしまうとオートバックスさんに怒られてしまうかもですが、バッテリー交換費用を抑えるには通販で購入して持ち込み交換がおすすめです。
っていうか、オートバックスさんの公式サイトでもバッテリー交換費用を安くするには通販で購入して持ち込みがおすすめって書いてあります。
すでに車のバッテリーが上がってしまったなど、緊急時にはオートバックスへ行けばすぐにバッテリーが交換できるのでいいと思いますが、「そろそろ交換しないとな~」と考えている方にとっては通販で買う方がかなり安くなるのでおすすめです。
オートバックスにバッテリーを持ち込み交換する場合、交換工賃は2200円~かかります。※店舗によって違ってくるので一度確認してみてください。
オートバックスでのバッテリー交換工賃はいくら?
こちらはあるオートバックスで私が撮影してきたバッテリー交換工賃の料金表です。店舗によって工賃が多少違ったりするかもですが、おおむねこの料金ではないかと思われます。※2025年7月調べ
作業内容 | 基本工賃 |
---|---|
国産車 | 1,650円~ |
国産車(トランク等) | 2,200円~ |
国産車(2個搭載車) | 3,300円~ |
国産車(シート脱着) | 4,400円~ |
ISS警告灯リセット(アイドリングストップ車) | 1,100円~ |
マツダISSリセット(マツダ車) | 2,200円~ |
輸入車 | 4,400円~ |
輸入車(2個搭載車) | 8,800円~ |
輸入車(トランク等) | 8,800円~ |
オートバックスでバッテリーを購入してその場で交換をすると、作業と同時にリセット作業やメモリーのバックアップもやってもらえます。これにより、カーナビの登録情報や電動シートポジションなど、バッテリー交換前に設定していたものがそのまま継続して利用できます。
またバッテリーを取り付ける位置や個数によっても工賃が変わってきます。まれにトランクの下だったり、助手席のシート下にある車がありますのでちょっと作業に手間がかかるためです。
アイドリングストップ車の場合はリセット作業が必要で追加で工賃がかかります。理由はわかりませんが、マツダ車はほかのメーカー車より1100円余分にかかりますね。
また輸入車のバッテリー交換工賃は4400円~とかなり高額になります。
オートバックス以外でバッテリーを購入して持ち込み交換する場合は、工賃は2200円~となるようです。店舗によって多少差があるようです。
オートバックスで販売されているバッテリーブランドの種類は?
バッテリーの価格は、車種やバッテリーの種類、性能によっていろいろ異なります。オートバックスでは以下のようなバッテリーが店舗で販売されています。
- 標準タイプのバッテリー:
- 価格帯: 約5,000円〜10,000円
- 一般的なガソリン車向けのバッテリーで、コストパフォーマンスに優れています。日常的な利用には十分な性能を持っており、多くの車種で使用されています。
- 高性能バッテリー:
- 価格帯: 約10,000円〜20,000円
- 寒冷地仕様やアイドリングストップ車など、特定の環境や車種に対応したバッテリーです。長寿命で充電効率も高いのが特徴です。
- ハイブリッド車・電動車用バッテリー:
- 価格帯: 約20,000円〜30,000円以上
- ハイブリッド車や電動車に使用される専用バッテリーで、特別な設計と性能が求められます。そのため、価格は一般的なバッテリーよりも高く設定されています。
オートバックスで販売されているバッテリーブランドはプライベートブランドであるエバストロンというシリーズがあります。ほかにはパナソニックのカオスバッテリーやGSユアサなど国内産のバッテリーのほか、ドイツ産のBOSHがあります。
オートバックスのエバストロン
エバストロンバッテリーは、サイズと用途に応じて多くの国産車に対応したラインナップが用意されています。以下に、サイズごとの代表的な対応車種の例をわかりやすくまとめました。
S-0 シリーズ(ベーシックタイプ/補水が必要)
40B19L / 40B19R
→ 60系ヴォクシー、10系ウィッシュなどに対応46B24L / 46B24R
→ セレナ、オデッセイ、ステップワゴンなどに対応
S-1 シリーズ(充電制御車向けベーシック)
40B19(L/R)
→ パッソ、ADバン、デイズ、N-BOX、フィット、サンバー、ハイゼットなど55B24(L/R)
→ シエンタ、キューブ、デリカD:2、エブリィワゴンなど75D23(L/R)
→ アルファード/ヴェルファイア、ハイエース、インプレッサなど85D26(L/R)
→ アルファード/ヴェルファイア、デリカD:5など95D31(L/R)
→ 大型車向けサイズとして設定
S-2 シリーズ(スタンダード・メンテナンスフリー)
44B19(L/R)
→ NV100クリッパーリオ、アクティなどのコンパクト系車種60B24(L/R)
→ ノート、ティーダ、デュアリス、キューブなど80D23(L/R)
→ NV350キャラバン、エルグランド、フーガなどの中型・大型車
S-3 シリーズ(充電制御車/アイドリングストップ車兼用)
M-42 / 50B20L
→ 高耐久性が求められる小型車系向けK-42 / 50B19L
→ コンパクト車に対応Q-85 / 85D23L
→ 中型車や高出力車に向けたサイズS-95 / 105D26L
→ アイドリングストップ車や高負荷車向けに設定された大型サイズ
パナソニック カオスバッテリー
特徴:国内トップクラスの高性能・大容量バッテリー。
強み
同サイズで容量(Ah)・始動性能(CCA)が高め → エアコンやオーディオを多用する人に有利。
青いデザインが特徴的。
アイドリングストップ車用やハイブリッド補機バッテリーも展開。
長寿命の評価が高い(適正使用で5年以上持つ例も)。
向いている人
長く使いたい
電装品(ナビ・ドラレコ・オーディオ)多め
国産車オーナー中心
ボッシュ バッテリー
特徴:ドイツ発の世界的自動車部品メーカー。欧州車との相性が良い。
強み
欧州車用ラインナップが豊富(BMW、ベンツ、VWなど)。
AGM(吸着ガラスマット)バッテリーの技術に強く、アイドリングストップや高電装車に適合。
寒冷地でも始動性が安定。
向いている人
輸入車(特に欧州車)オーナー
寒冷地ユーザー
AGMバッテリー指定車
GSユアサバッテリー
特徴:日本を代表する老舗バッテリーメーカーで、純正採用多数。
強み
国産自動車メーカー純正バッテリーとして幅広く採用される信頼性。
国内外の二輪・四輪・産業用バッテリーを製造(航空機用まで手掛ける)。
価格帯も幅広く、コスパモデルから高性能モデルまで揃う。
向いている人
純正と同等の安心感を求める
国産車オーナー
国内でのサポートを重視する人
オートバックスのバッテリー交換サービスのメリット・デメリット
✅ メリット
即日対応が可能
予約不要で在庫があればその場で交換可能。
長距離ドライブ前や急なバッテリー上がりの時も安心。
車種適合をその場で確認
店員が型番やサイズを確認してくれるため、バッテリー選びの失敗が少ない。
工賃込みで作業が完了
バッテリー代に加え、工賃も明確に提示。
廃バッテリーの処分もセットでやってくれる。
保証付き(PBエバストロンは最長3年)
メーカー保証と店舗対応で、万が一のトラブルにも対応。
全国チェーンで対応可能
出先のオートバックスでも保証・交換を受けられる可能性が高い。
⚠ デメリット
ディーラーよりは安いがネット通販より高め
工賃・保証・即日対応込みの安心感はあるが、通販の最安値よりは割高。
工賃が別途かかる場合あり
セルフ交換できる人にとっては工賃分が無駄になる可能性。
選べるバッテリーが限られる
店頭在庫や取扱ブランド(PBエバストロン・Panasonic・Boschなど)に絞られる。
混雑時は待ち時間が発生
土日やキャンペーン時は1時間以上待つこともある。
純正指定と異なるブランドになることがある
純正と同一メーカー品が欲しい場合は事前確認が必要。
店頭にはさまざまな種類のバッテリーが揃っており、プライベートブランドのものやパナソニックのカオス、ボッシュなどのブランドバッテリーから車種や使用状況に応じた最適なバッテリーを選ぶことができます。
交換の流れ
バッテリー交換の流れは以下のようになっています。
- バッテリーチェック: まずは、バッテリーの状態を無料でチェックします。充電状態や劣化具合を確認し、交換が必要かどうかを判断します。
- バッテリー選定: チェックの結果、交換が必要であれば、車種に合ったバッテリーを選びます。オートバックスでは、純正品から高性能バッテリーまで、幅広いラインナップが揃っています。
- 交換作業: 専門スタッフが迅速かつ安全にバッテリーを交換します。作業時間は通常30分程度です。
- 動作確認: 最後に、交換後の動作確認を行い、問題がないことを確認して終了です。
設備と技術の特徴
オートバックスでは、最新の設備と技術を駆使してバッテリー交換を行います。店舗には、バッテリー診断用の専用機器が設置されており、正確な診断が可能です。また、スタッフは知識と技術力が高いのが特徴です。
さらに、オートバックスのバッテリー交換サービスは全国どの店舗でも同じ品質で提供されているため、どこで利用しても安心して任せることができます。
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