カーリースとサブスクの違いとは？家族持ちにおすすめなのはどっち？ - 車の維持費、どこまで減らせる？節約のコツを徹底解説

「カーリースとサブスク、どっちがいいの？」

最近、車を買わずに月額で新車に乗れるサービスが増えていますが、カーリースと車のサブスクの違いが分かりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。

特に家族を持つと、車の使い方や維持費の負担、契約期間の柔軟性など、選ぶポイントはたくさんあります。

この記事では、カーリースとサブスクの基本的な違いから、それぞれのメリット・デメリット、家族向けにはどちらが合っているかをわかりやすく解説します。

「損したくない」「自分に合った選び方を知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

カーリースとサブスクの違いとは？

「カーリースとサブスクって、結局どう違うの？」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。どちらも月額定額で車に乗れるサービスですが、その中身や使い勝手にはいくつかの違いがあります。

特に家族で車を使う方にとっては、費用の総額や柔軟性、契約内容の違いをしっかり理解しておくことが大切です。

カーリースとは？

カーリースとは、一定期間（例：3年・5年など）車を借りて乗る契約のことです。リース期間中は車の所有者はリース会社ですが、自分の車のように使うことができます。

ほとんどのカーリースは、車両代・自動車税・車検費用などが月額に含まれ、頭金なしで新車に乗れるのが魅力です。

ただし、途中解約が基本的にできないことや、走行距離制限があることはデメリットとして把握しておきましょう。

サブスク（車のサブスクリプション）とは？

サブスクとは、最近注目を集めている月額課金制の自動車利用サービスです。カーリースと似ていますが、より柔軟な契約内容や追加サービスが特徴です。

たとえば、トヨタの「KINTO」などは、任意保険も月額に含まれている点がカーリースとの大きな違い。また、短期契約（1〜3年）や途中乗り換えOKといった柔軟なプランもあります。

その分、カーリースより月額料金がやや高めになる傾向もあります。

共通点と違いを分かりやすく比較！

項目	カーリース	サブスク（車のサブスクリプション）
月額料金	安め	やや高め（保険込み）
契約期間	中〜長期（3〜7年）	短〜中期（1〜5年）
保険の有無	基本なし（自分で加入）	含まれるプランあり
中途解約	原則NG	プランによってOK
車種の乗り換え	不可（契約満了まで同じ）	可能なサービスも
向いている人	長く1台を安く使いたい人	柔軟に車を使いたい人

家族持ちにおすすめなのはどっち？

カーリースとサブスク、どちらも便利でお得なサービスですが、家族で車を使う場合には選び方が変わってきます。特に小さなお子さんがいる家庭では、維持費・契約の柔軟性・使い勝手などが重要な判断材料です。

ここでは、家族で使う車選びにおいて注目したいポイントを比較しながら、それぞれどんな人に向いているのかを解説します。

子育て家庭なら「維持費込み」がカギ

車を持つうえで気になるのが、税金・車検・保険などの維持費。家計に余裕がないときは、急な出費が負担になりますよね。

カーリースやサブスクの多くは、自動車税・車検代・メンテナンス費用が月額に含まれているため、家計管理がしやすいのが魅力です。

ただし、任意保険まで含まれるのはサブスクだけというケースが多く、家族で安心して乗るには、サブスクの方がよりオールインワンで安心という見方もできます。

契約期間・乗り換えやすさも重要ポイント

家族の成長に合わせて、車の使い方が変わることもあります。
たとえば、子どもが増えてミニバンが必要になったり、逆に小学生になって送迎の頻度が減ったりすることもあるでしょう。

カーリースは3年〜7年契約が基本で途中解約が難しいのに対し、サブスクは1〜3年の短期契約や途中乗り換えOKのプランがあるのが強みです。

将来の変化に柔軟に対応したい家庭には、サブスクの方がフィットしやすい場合があります。

走行距離制限に注意！どちらが柔軟？

家族での利用では、通勤・買い物・レジャーと車の使用頻度が高くなりがちです。
その際に気をつけたいのが**「走行距離制限」**。

カーリースもサブスクも、ほとんどのプランで走行距離に上限がありますが、最近は距離無制限のプランや緩い制限のプランも増えてきています。

長距離通勤や旅行が多いなら → サブスクの距離無制限プラン
近場の買い物・保育園送迎がメインなら → カーリースでも十分対応可能

といった具合に、自分たちの使い方に合わせて選ぶのがポイントです。

まとめ：家族向けの選び方は「使い方」と「安心感」がカギ

コストを抑えて長く同じ車を使いたい → カーリースがおすすめ
保険まで全部込みで手間なく使いたい → サブスクがおすすめ
ライフスタイルが変わる可能性が高い → サブスクの柔軟性が強み

このように、家族で車を使う場合は「毎月の支払いが予測しやすい」「途中で柔軟に乗り換えられる」などの点を重視すると、後悔のない選択ができます。

実際に比べてみた！人気サービスの違い

カーリースとサブスクの違いが分かってきたところで、次に気になるのが「どのサービスを選べばいいの？」という点ですよね。

ここでは、人気のカーリース・サブスクサービスの特徴や違いを比較しながら、家族持ちにとってどれが使いやすいかを見ていきましょう。

■ 定額カルモくん（カーリース）

契約年数：1年〜11年まで自由に選べる
月額料金：軽自動車で1万円台〜
特徴：メンテナンスプランや残価精算なしプランが選べる。納車も早め
家族におすすめポイント：長期契約で月額を安く抑えられる。送迎や買い物メインなら十分

✔ 向いている人：費用を抑えて長く同じ車を使いたい人、任意保険は自分で選びたい人

■ KINTO（車のサブスク）

契約年数：3年、5年、7年（途中解約・乗り換え可）
月額料金：任意保険込みで2万円台〜（トヨタ車中心）
特徴：任意保険・税金・メンテナンスすべて込みの完全コミコミプラン
家族におすすめポイント：保険も含まれていて、手間なく安心して乗れる

✔ 向いている人：保険も任せたい人、契約期間中に車を変えたい人、トヨタ車を希望する人

■ リースナブル（カーリース）

契約年数：5年（その後乗り換え or 返却）
月額料金：軽自動車で1万円台から
特徴：車検・税金・メンテ込み＆途中乗り換えOKのプランあり
家族におすすめポイント：月額を抑えつつ、一定期間後に柔軟に対応できる

✔ 向いている人：とにかく安く新車に乗りたい人、家族構成の変化に備えたい人

■ ニコノリ（カーリース）

契約年数：5年 or 9年
月額料金：軽・コンパクトカー中心に1万円台から
特徴：契約満了時に「返却・乗り換え・購入」など柔軟に選べる
家族におすすめポイント：予算に合わせて車種を選びやすいのが魅力

✔ 向いている人：とにかく月額を安く抑えたい人、将来の選択肢を広く持ちたい人

サービス比較早見表（簡易版）

サービス名	種別	月額料金	保険込み	柔軟性（乗り換え等）
定額カルモくん	カーリース	安い	なし（別途加入）	△（契約年数固定）
KINTO	サブスク	やや高め	あり	◎（乗り換えOK）
リースナブル	カーリース	安い	なし	○（5年後乗り換え）
ニコノリ	カーリース	安い	なし	○（返却/購入選べる）